教授の授業が始まる。 彼女はそちらに顔を向ける。 教授の話を聞いて 俺達はただノートに取るだけ。 それが役に立つものかは知らない。 だけど取らなければいけない。 それが学生としての使命だから。 「でもさ」 彼女は教授のほうを見て呟く。 それが俺に向けて言っているのがすぐにわかった。 「死んだ人間に会えるなんてステキだと思う」