どうやら女はこちらの質問に ちゃんと答える気はないらしい。 どうするべきか…。 …………いや、どうもしないべきだ。 俺はベッドの近くに放置しておいた教科書に手を伸ばし、ぺらぺらとめくり始めた。 無視。 「あのさ」 この作戦が効いたのか 向こうから声をかけてきた。 「あんたって現実主義じゃん?」 なんだこいつ、ストーカーか? 俺の何を知っている。 確かに俺は現実主義だ。 非科学的なことは信じない。 というかこの現実に存在しない。 そう思うことに何か問題でもあるというのか?