「うお、さっちゃん!」 そこにはブルーホールに 入る準備をする ウメコとアキラがいた。 サユリさんはいつも通り 気さくな笑顔を見せる。 「ウメコ、太った?」 「マジで!!? やっぱりサラにケーキ たくさん食べさせられた せいかなぁ〜、ヤバッ」 「バァーカ、 天国だから太るわけ ねーじゃん」 ウメコの隣にいる アキラは笑って言った。 「じゃ、行ってきます」 「いってらっしゃい」 二人はブルーホールへと消えた。 「巧には話したの?」 サユリさんと二人っきりに なったので聞いてみた。