私の命よりも大切な人なのです。
「雫、毎朝なんで遅いの?」
「ごめんごめん、光、桜ちょっと、寝坊」
「まぁ、いいけどさ。そういえば今日あの例の男来るらしいよ!!」
例の男とは、入学式の成績トップだったのに今日まで全然学校に来なかった人のことだ
「あー竹内弘樹だっけ」
「そうそう、あっ、来たよ」 
竹内弘樹は黒髪で顔が整っている。
うわ・・・すっごい美少年・・。
でも、私の嫌いなタイプだ・・・。
『きゃー』
女子の声・・・うざ・・
「俺の席どこ?」
竹内弘樹が私に聞いてきた。
私が言おうとしたらドアが開いた
「おー竹内、来たのか。お前の席、目の前の机だぞ」
先生だ。しかも、竹内弘樹は私の隣。
「俺竹内弘樹よろしく」
竹内弘樹がそう私に言ってきた。