「ふう…よかった…にしてもあのミアって奴…何者なんだ?」



アラストの中でリトが考えだす。


「まあいいじゃない、レーナが助かったのだから」



ダイナが言う。


「ん?またおかしいぞ?」


ウェースがハンドルを少し動かす。



すると






「地震?」



なぜだか知らないがアラストが激しく揺れた……そんな感覚になった。


「また大地変動か?!」




グヮン!!






気が付いたらまた何もない白い空間に出た。


「またこの空間かい?!」


エニーが窓の外を見て言う。


「今度は僕達の世界に行くのですね」



「ついに…行けるのね…」



ダイナは張り切ってしょうがないようだ。



しばらくして目の前にリト達の世界が現れた。