桜りっぷ

「そこまで言われては
 許さなくもないが・・・

 そうだな、ここに居る
 俺の連れの分
 全てでどうだ?」

「分かりました」

辺りを見渡す男、違うテーブル
にも男の仲間と思われる客が
たくさん居た。

辺りは、煩いぐらい
ワイワイと盛り上がる。
 
塁は、してやられたと両手を
握り締めた。

女の子は泣きながら塁に謝る

「ルイさん、すみません」

塁は彼女の耳元で小声で言う

「気にするな
 お前のせいじゃない

 それでは、女の子
 チェンジさせますね」