「いいよ
 
 着替えたら、このまま
 仕事へ行くから・・・
 
 それより
 ねえ、今度は 
 いつ会える?」

「ヒロ・・・

 悪いが、俺達に
 次は無い」

浬の、その冷たい言葉に
驚くしかない、茉優。

「どうして・・・
 
 私が子供だから?」

「違う
 そんな事は、関係ない
 
 俺には、恋とか愛は
 いらない
 
 邪魔なだけだ・・・」

「最初から

 遊びだったの?」

十五歳の少女にはあまりにも
重い言葉。

「ご(めん)・・・」