「何?」 私は振り向いた。 少し真面目な顔のお母さんは言った。 「つらくない? ずっと自分に嘘ついてるでしょ。 お母さんが気付いてないと思ったの…-。」 な…何が。 「祐也くんがほかの女子と話すとイライラする。 隣にいると落ち着く。 ソレって恋でしょ? 別に反対なんかしないわ。 恋は自由だもの。」 こ…い…? 私は恥ずかしながら恋なんてした事がない。 だから恋という感情を知らなくて。 ただ・・・苦しい。 祐也を見るとぐっと。 心が締め付けられるんだ…-。