「…お父…さ…ぐずっ…」 「早く行きなさい。 お前は…もう…金井の家の者だろ。」 そして祐也の。 差し出された手を強く握りしめた。 少し汗でぬれていた手。 「ふふ…」 「何?」 「なんでもない…。」 「変な奴。」 2人で神父さんのもとへ歩いた。 神父さんの温かな目が私たちを見つめた。