美夜Side




ー婚約。




それはいつか私に来るモノだと思った。





こんなに立派で良い家に生まれてしまった私。





家のためにも。





ソレがイチバンだと思っていた…-。




でもいざそうなった時。





どうしてか分からないけどとても苦しくて、哀しくて。





相手が祐也と言う事も。





私には大きな気がかりだった・