守護まにゅある!

「紗夜! お前、本当にこれがやりたいことなのか?
お前は俺を殺して後悔しないのか?」

身体を大袈裟に跳ねさせて驚いた紗夜は今にも泣きそうな顔をしながら首を横に振った。

『わからないよ・・・!
でも私の中のっ黒いモヤモヤした何かが取れるには
この方法しかないの・・・』

そう言って、紗夜はまた首にある手に力を込めはじめる。

どうしたらいい?

俺はどうしたらこいつを・・・!

「君は彼女をどうしたいの」

音もなく隣に現れた焔は、無表情で言う。

「・・死、神! 俺は、紗夜を元に戻したい!」

そしてまた嫌な顔をされつつも色んな話を出来たらいい。

昔みたいに、笑ってくれればそれだけで・・・。

「綺麗事過ぎて吐き気がするな、あんた
自分の思ってることが相手も思ってることだと思う?
・・否、そんなことありえない
ほら彼女見てごらん?
あんたを殺そうと必死だ」

見なくても分かると言いたかったが、首の力が先程よりも強くなっているせいで口が上手く動かなかった。

焔はニヒルな笑いを浮かべると鎖を音をたたせながら鎌の切っ先を雅之に向けた。