守護まにゅある!

階段が終わった直後、重い岩を落としたような音が耳になり響く。

頭が重い。

多分、先程の音は私が頭を打った音なのだろう。

周りに野次馬が詰め掛けてくる。

誰か、見てないで助けてよ

そう思っても口は思うように動かず、ただ二酸化炭素を吐き出すばかりで。

そうだ、雅之
雅之・・・助けて

あれほど逃げたかった相手に助けを求めるなんて誰が笑ってくれるだろうか。

霞む視界の中、すぐに見付かったその男に手を伸ばす。

助けて

レポートくらい、いくらでも教えてあげるよ

だから・・・っ

そう願いを込めたが、雅之は一瞥して周りの友達と離れていく。

どうして・・・?

私がレポートの範囲教えなかったから?

私がずっと嫌がったから?

行かないで、助けて

雅之・・・!

そう思ったのが最後、私は気を失った。