守護まにゅある!

クルシイ・・・
サムイヨ、タスケテ
マサユキ・・・!!

「紗夜っ おい、どうにかならないのかよ!?」

「落ち着きなさい 今から助けるから」

焔がそう言いながら右手をあげた。

その瞬間、足元の黒い水溜まりから無数の鎖が出てきた。

鎖の先端には刃が付いていて、鎖鎌のよう。

右手を勢いよく振り下ろすと、鎖鎌が紗夜に向かって大きな音をたてながら走り出した。

「絡み付き、締め上げ・・え? あ、違うよ」

何と会話をしているのかよく分からないが、鎖は紗夜に巻き付いていく。

「んで、一気に引き裂く!!」

大きな音をたてながら鎖が一気に紗夜から放れた。

「紗夜ーっ!!!」

雅之は驚きを隠せずに呆然と紗夜を見る。

なんで、こんなことに・・・?

紗夜が引き裂かれたはずなのだが、叫び声は聞こえない。

不思議に思い、よく見ると鎖は黒いうごめく何かを縛り上げているようだった。

「そんでっ・・え? あーうん 跡形も残さず切り刻む!!」

縛り上げていない鎖鎌がしなりながら黒い何かに襲い掛かる。

うごめきながら抵抗していたが、それも虚しく黒い何かは無惨にも切り刻まれ、散っていった。