夜、私を家に送ってくれた時に玄関まで来てくれた。


お母さんと、仕事が休みで家にいたお父さんが出てきて…


幸太は深々と頭を下げた

『突然申し訳ありませんっ。琴音さんとお付き合いさせていただいております斎藤幸太ですっ』


お父さんは ムスッとして…お母さんはオロオロ。


『後日改めてご挨拶にうかがいます』


幸太…かなり緊張してる。


すっごい緊迫した空気に私も言葉が出なかった。


私から、幸太のこと…きちんと話しておこう…。