幸太のお母さんが苦笑いしながら、お茶をくれた


『優太!風太!そんなこと言ったら、幸太フラれるよっ?いいのっ?』


『はーい。ちえっ』


真っ赤な顔の私に、幸太がゴメンのポーズをする。


恥ずかしい…っ。


『幸太。あんたねぇ』

お母さんがにらんで、幸太もにらみ返す。


『挨拶に行くよ。今夜、琴音の家に挨拶に行ってくる』



なんか、お母さん顔を赤くして


『いやあ〜。思い出すなあっ。ケンジがさあ、両親に挨拶させてくれって急に言い出した時のこと!』



ホントにラブラブだなあ。こんな夫婦になりたいなっ。