『幸太!なんで卒業まで待てないんだっ!バカたれ!』


幸太パパも交えて三人。ソファーで。


『すまないね。バカ息子が大変なことして』


『私が襲ったんです。ごめんなさい…』


三人沈黙。


急に笑いだす幸太パパ


『アッハハハっ。俺とリコにそっくりだ。親子だからって、ここまで似たような道を歩むとはな…』




え?


『実は俺も幸太くらいの歳で、高校生だったリコに襲われた。でも 俺は堪えだぞっ!』


『オヤジ、生々しい話すんなよ』