一時間目…見事に遅刻した私達。 キスなんてしてるから!! 私が遅いのも原因だけど… 「はぁ…」 色々にため息出ちゃうよ。 「何、ため息ついてんのよ!! 聖也くんがモテるのはいつものことでしょ。」 「里沙…。」 この子は、私の大親友の安藤里沙。 小学校からの幼なじみ。 私の一番の理解者なんだ!! 「大丈夫よ。美紀、愛されてるもん。」 「私、別にそのことでため息ついた訳じゃ…」 “キャー”