王女は瞳に涙を溜めながら、魔法使いを睨みつけました。
魔法使いを指差しながら、王女は言いました。
「私はそんなあなたが許せないんです。だから会いに来たんです!王子の体を元に戻す為に!」
突然魔法使いは笑い出しました。
その笑い声は森中に響き渡りました。
王女はむっとしながら、魔法使いをみていました。
「これはこれは!あの王子の思惑とは全く違う結果になってしまったんですね。王女、あなたはこの国の王子を愛しているんですね?」
王女は魔法使いに言われて、頬を赤くしました。