「あぁ…あいつらデキてるかも」 「マジかよ…」 と広樹は目を見開いて俺の顔を見てる。 「もう、しらねーよ。どうでもいい」 どうでもよくないけど、こうしか言えない。 普通にしてると、あいつらのことを考えてばかりで嫌だから酒を飲む。 そういや、昔もこうだった。 すぐに嫌なことや寂しかったら酒と女で逃げてた。 俺もここまでか…。 いろいろと考えてると後ろから人の気配がした。