「着いたわよ」
早っ
私どんだけ心ん中で喋ってたのよ(笑)
「頑張って3年間、過ごして卒業してよね」
『分かってるから大丈夫だよ』
多分だけどね(笑)
「深雪を信じるわ」
『信じな』
「じゃ、頑張るのよ」
『はぁい。
バイバイ』
「バイバイ」
よしっ、理事長室に行くかんで、クラスと部屋の番号を教えて貰わないと
「おいっ」
んっ?
「おいっ、おいっ」
『ん?』
「誰だお前?」
誰?
つか、イケメン…
私もこんなイケメンみたいな顔が整ってたらな
「誰だって聞いてるんだからゆえよ」
『まず、自分から名乗れよ』
「俺は、相川(アイカワ)賢(マサル)」
『私は、勲深雪』
「変わった名前だな」
『結構、気に入ってるの』
