悔やみ嘆く思い


警察にいくと、おばちゃん大声で叫んだ。
「うちの実花を探してっ」

警察の人は何人か寄ってきて事情を尋ねてきた。俺はベンチに座っていた。

「あーおっほん」
わざとらしい音をたてながら45、6くらいの間のおじさんが寄ってきた。

俺は一瞬だけその人を見たけど、また再び顔を床に向けた。

「君は、実花さんの彼氏?」顔をのぞきこむように聞いてくる刑事さん。

「ううん、大親友」
実花の話をすればするほど悔しい思いがひしひしとこみあがる。

「ふーん」
「刑事さん…実花のこと見つけてくれよ」
刑事さんは強く頷いた。