《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

ドクン。


――鼓動が、跳ねる。




「幼い姫と会ったあの日
から、ずっと。

姫のことが大切だった。

だからこそ、オレが自ら
護衛になろうと思った」



「し、銀………っ!?」



「“表”のオレはまだまだ
人間の感情を知らなくて、
わかってないみたいだけどな。

オレにはわかる。

オレは―――…」



そこで一度、言葉は途切れた。



銀は抱きすくめてた腕を
少しだけゆるめて、片手で
そっとあたしの顔を上に向かす。


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