《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

その感覚を思い出すように
自分の掌をジッと見ながら
銀は言う。



(当の銀にわからないん
じゃ、あたしにも理由
なんてわかりっこないか)



でも、どうしても気になる
ことはひとつある。



「元の銀には――もう、
戻れない……?」



今の銀も間違いなく銀。



でもやっぱり、あたしが
出会って一緒に過ごして
きたのは、あの銀だから……。



「オマエがお望みとあれば
いつでも戻る、姫」



「えっ!?」



思ってもない返事に思わず
目をパチクリした。


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