《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

不思議――ここはもう
夕暮れ前なんだ。



次元を越えて移動すると、
時間も少し進んじゃうのかな?



「月が昇るまで1時間程度だ。

これからオレと玖狼様の
もとへ行くぞ」



銀の声にハッとして彼を見る。



シルバーの瞳をキラリと
光らせて、銀はもう一度
『行くぞ』と言うと歩き
出そうとした。



「……………」



思わず、さっきあたしが
通って来たと思われる
方角を振り返る。


けどそこにも、もう他の
所と同じように深い緑が
息をひそめてるだけ。


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