《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

(……………?)



硝煙のような煙と立ち上る
砂で、まだ何も見えない
その辺り。



でも……氷龍はそこに、
何かを見つけたみたいだった。



「これは……どういう
ことだ……!?」



形のいい唇から、初めて
余裕を失った緊張した声が
もれる。



(何………?

一体何が―――…!?)



見えないのを承知で氷龍の
視線を追ったあたしの耳に。



低い――それでいて澄んだ、
静かな気迫に満ちた声が、
届いた。


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