《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

あたしを安心させようと
精一杯の声を出して
くれてるのがわかった。



銀………あたしのせいなのに。

その優しさにまた、涙が
こぼれる。



「美しい信頼関係だなぁ。

そういうのを見ると、
ますます壊したくなるね」



冷たい声が耳に届くと
同時に、氷龍の右手が
スッと空に向かって伸びた。



何をするつもりかと首を
よじって見上げると、その
掌はまっすぐに上空を
向いて開かれてる。



そしてそこに――何か
大きなエネルギーが集まり
始めてるように見えた。


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