当麻クンの瞳の奥に、青く
暗い炎が揺らめいたように
見えた時――。



あたしは本当に、体の
奥から沸き上がる恐怖で
凍りつきそうになった。



(ダメだ。

このままじゃ――
ホントに、あたし――…!)




強い力がかかって、
シャツのボタンがはじけ
飛んだのを感じる。



その瞬間―――あたしは
無我夢中で、叫んでた。




「助けてっ――…

銀―――――!!!!」





     ☆☆☆☆☆



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