「―――どけっ!!!」
ざわめくみんな。
ドスドスッていう、
荒々しい足音。
一瞬何が起こったのか
わからなかったけど、
すぐに状況は明らかになった。
人だかりをかき分けて
赤茶の髪が飛び出してきて――
そしてその人は、迷いの
かけらもなく、素早く
あたしを抱き上げたから。
「ととと、当麻クン――…!?」
「保健室行くぞっ。
オイ邪魔なんだよオメーラッ!!」
当麻クンはみんなに道を
開けさせて再びズンズンと
歩き出す。
_
ざわめくみんな。
ドスドスッていう、
荒々しい足音。
一瞬何が起こったのか
わからなかったけど、
すぐに状況は明らかになった。
人だかりをかき分けて
赤茶の髪が飛び出してきて――
そしてその人は、迷いの
かけらもなく、素早く
あたしを抱き上げたから。
「ととと、当麻クン――…!?」
「保健室行くぞっ。
オイ邪魔なんだよオメーラッ!!」
当麻クンはみんなに道を
開けさせて再びズンズンと
歩き出す。
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