「待ってた。姫――…」






―――それが。



あたしと彼との、出会い。



ホントは“出会い”って
いうのは正しい言葉じゃ
ないけど。



だけど、あたしにとっては
そうだったから。



あたしの運命を変える
不思議な男のコは、あたし
が16歳になったその日に、
やって来たんだ――…。






     ☆☆☆☆☆



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