《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

それを悟られないように
必死で平静を装うあたしに
銀は続けて、



「初めて会った時もそうだった。

やっぱり姫は、あの時から
少しも変わってない」



昔を懐かしむような声で
そう言って――

銀はゆっくりと、話し出す。


あたし達が初めて会った
日のことを。



「怪我をした姫を見つけた
のはオレだって、前に
言っただろ。

オレが見つけた時には、
姫はまだ意識があった。

オマエは――動けない
ほどの大怪我をしてる
のに、必死でキツネを
探す、って泣いてた――…」



―――――…

―――…

――…


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