《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

それなのに――
この11年、あたしの気づか
ないところでこんなに
ひっそりと繋がってた。



「……本当に、キレイだね……」



どんな言葉をつむげば
いいのかわかんなくて、
あたしはまた同じセリフを
繰り返す。



銀はもう特に何か答える
こともなく、ただ黙って
ジッと月を見上げてた。



降り注ぐ月光を浴びながら
静かに流れる時間と風に
身を任せて。



しばらくそうしてたけど――

でもやがてあたしは月から
銀に視線を移して、
思い切って尋ねた。


_