《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

銀はステップを踏むような
軽やかさで屋根を歩くと、
見つけた水平なスペースに
そっとあたしを降ろす。



あたしはしっかり支えて
もらいながら、その場に
膝を立てて座った。



そのとたん、視界に何にも
邪魔されない蜂蜜色の月が
飛び込んでくる。



「うわ……キレイ……!」



パッと見ただけなら、もう
今日の月もほとんど真ん丸だ。



ちょっぴりオレンジ
がかった黄色い月。



空も明るくて、月の近くは
薄い群青色をしてる。


_