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また1日が過ぎて、
とうとう満月の夜は明日。



学校でもかなり緊張しな
がら過ごしたけど、今日
1日何もおかしなことは
なかった。



家に帰ってご飯を食べ、
お風呂を済ませ……。



夜、寝るまでのひととき、
あたしは部屋の窓の
カーテンを開けて、外の
夜空を見上げてた。



「どうしたんだ、姫。

さっきからずっと空なんか見て」



机に座った銀が尋ねてくる。


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