《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

「“なんで”――…。

集中したいから、かな」



「集中〜?」



凰ちゃんは思いきり怪訝な
声を出したけど、あたしが
『お願い』って真剣に再度
頼むと、



「……なんやようわからん
けど、わかったわ」



そう言って、静かに窓を
開けて出て行ってくれた。



窓が閉まるかすかな音と
共に、室内に静寂が訪れる。



聞こえるのは時計の音と
あたしの鼓動――それ
くらいだった。



(銀―――…)



あたしはそっと膝立ちで
移動して、銀の眠る
ベッドに近づいた。


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