「“なんで”――…。
集中したいから、かな」
「集中〜?」
凰ちゃんは思いきり怪訝な
声を出したけど、あたしが
『お願い』って真剣に再度
頼むと、
「……なんやようわからん
けど、わかったわ」
そう言って、静かに窓を
開けて出て行ってくれた。
窓が閉まるかすかな音と
共に、室内に静寂が訪れる。
聞こえるのは時計の音と
あたしの鼓動――それ
くらいだった。
(銀―――…)
あたしはそっと膝立ちで
移動して、銀の眠る
ベッドに近づいた。
_
集中したいから、かな」
「集中〜?」
凰ちゃんは思いきり怪訝な
声を出したけど、あたしが
『お願い』って真剣に再度
頼むと、
「……なんやようわからん
けど、わかったわ」
そう言って、静かに窓を
開けて出て行ってくれた。
窓が閉まるかすかな音と
共に、室内に静寂が訪れる。
聞こえるのは時計の音と
あたしの鼓動――それ
くらいだった。
(銀―――…)
あたしはそっと膝立ちで
移動して、銀の眠る
ベッドに近づいた。
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