《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

そのとたん、周りに風が
起こった。



今まで強い風なんて少しも
吹いてなかったのに、
明らかに不自然な風。



しかも抜けるんじゃなくて
その場を渦巻くような
風で、路上の葉っぱとか
砂埃も円を描いてまわってる。



「この風――龍か!」



銀が小さく叫ぶのが聞こえた。



そして風がやんだ時――

あたし達の目の前には、
見たこともない人が一人
立ってた。



(な、何、この人―――!?)


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