あたしのハートはキミのもの


なんでこんなに風が冷たいのよ!?


4月とは思えない突き刺すような風を頬に受けながら


メチャクチャな気持ちで歩き続けた。


時々「あの子泣いてんじゃね」なんて通り過ぎる時に誰かが呟いてたけど



泣き顔見られて恥ずかしいとか思ってる余裕なんてなにもなくて


とにかくあの最悪男から遠ざかるようにただ前に突き進んだ。


そんな時…。