一気にその部分が熱くなる。 「奈津…」 ゆっくりと抱きしめられた。 「こう…ちゃん…?」 「帰したくない…」 「えっ…?」 「もっと、一緒にいたい」 「こう…」 「泊まらないか…?」 「えっ!?泊まるって…」 「奈津が欲しい」 ドックン!!と心臓が口から飛び出してしまうほど跳ね上がった。