あたしのハートはキミのもの


数分後、ミルクティを飲み終えた後、なぜか黙ってしまったあたし達。



なにか話さなきゃと頭中の神経を張り巡らせても、やはり緊張からか、何も浮かんでこない。



浩ちゃんの部屋で2人っきりでいるせい?



あの時、浩ちゃんの部屋でキスした時、緊張したけど今日は、あの時以上に緊張するよ。


それだけあたしが浩ちゃんを好きになったから?


どうしたらいいか分からなくて、チラリと浩ちゃんの顔を覗いて見た。



すると、さっきまで俯いていた浩ちゃんの顔が少しこっちを向いて視線が重なった。