そう言った瞬間、ギュッと苦しくなるぐらい抱きしめられた。 「サンキュー!!スゲー嬉しい!!」 まるで子供みたいに声を上げて喜ぶ浩ちゃん。 「シッ!!誰か来ちゃうよ」 慌てるあたしに浩ちゃんはお前は俺の彼女なんだから別にいいじゃんと真顔で告げた。 “お前は俺の彼女” その言葉の響きに顔から湯気が出そうだ。 そんなあたしを見て照れてると嬉しそうに口を大きく開けて満面の笑みをこぼした。