あたしのハートはキミのもの


「なにすんだよ?」

不満な顔で眉間にシワを寄せる浩ちゃん。


学校で変なことしないでよと訴えると

「いいじゃん。お前に会いたいのずっと我慢してたんだぞ」



そう言って再びあたしを抱き寄せた。


「こうちゃん…」


「うーん。スゲー落ち着く。俺、ヤッパお前と一緒にいるのが一番幸せ」



満足げに話す浩ちゃんの言葉が嬉しくて自然と浩ちゃんの背中にソッと腕を回した。