「女の子は、チームに入れないんだよ。あたし、女の子だから、ダメなんだ」 「なんで?ゆーやちゃん、上手いもん。大丈夫だよ!!」 「ううん、ダメなんだよ。でも、…もしいつか同じチームでできたら、そのときは一緒にやろう」 --------------- 「ふーん…。絆創膏のゆーやちゃんね」 「その人とはそれっきりでさ。俺はそれ以来、地域のチームに入ってその河原にも行かなかったんだ」 「そっか」 「でも、それに似た人は知ってるんだ。叶わないけどね」