『じゃあまた水族館に
連れて来て下さいね?』


いらないお願いしちゃった…。


『おう。
絶対に連れて来てやる。
何回でも何十回でも。』


『嬉しい!!ありがとね。
そういえばさぁ、飛鳥に
どんなプレゼントを
あげれば良いんだろう?
七海こういうの
選んだ事がないから
すごく迷うんだよね…。』


『それじゃあ
俺も一緒に探すよ。』


『うん!!』


さっきのケンカがあったから
なのかすごく優しい。

変に気をつかわせてるような…

それとも凪は私の気持ちを
わかってくれているのかな?


『これなんかどう?』


この透き通ったイルカが
可愛くてキレイ。
ちょうどピンクと水色だから
飛鳥と隆二くんに…!


『いや、ちょっと待て。
それは俺等のにしよ?
こんな可愛いの付けないと
もったいないよ!
飛鳥ちゃん達のは
もうちょっと探さない?』


『これ私達が付けて良いの?
私このイルカに一目惚れ
してたからすごく嬉しい。』


『俺も嬉しいよ!
水族館に行った記念だね!』