【完】K.T.N

「何を」


きっ、と私は和希を睨む。


心にバリアを張るようにして。



「お前の愛しかたも…

優しい言葉のかけかたも


楓の両親は分からなかったんだよ」


そう和希が言ってくれたのに対し


「綺麗事なんてだいっ嫌いっ!!!!」


そう大声をあげてしまったんだ。



本当は、頭では分かっていたはずなのにね………?