「まあ、あれっすよねー、何かきっかけがあったんすよねー」
いつも語尾に「っすよねー」がつく1年生の羅偉花(ライカ)。はい、いい感じに場の空気を次に進めましたー。この子の空気を変えられる力、ある意味尊敬尊敬ー。
「ああ、たしかに!ナイス羅偉花!先輩方、なにかありませんでしたか?」
明音があたし達に問いかける。何かあったっけ。何か。うーん…。えー…?なにかあっ…。
「っあああああ!!!!!!!!!」
「「「「「わああああ!!!」」」」」
「突然でっかい声だすなよ亜美いい!」
突然大きな声で叫ぶ1年の亜美(アミ)。普段は恥ずかしがり屋であんまりしゃべんないから、さすがに皆びっくり。
「あ!すみません!…あ、あの、あの、あの……」
「どうしたの亜美い~?言ってごらあん?」
「ええ。亜美、言ってみな?」
佳葉と夏樹に言われて、もじもじ照れ照れしていた亜美は顔をあげて、口を開いた。
「あの、あの、瀬那先輩が、」
「瀬那がどうした?」
「………っ、携帯を、何度も気にしては、文字を打って、また気にしては、たまに、舌打ちとか、してるの、みちゃったんです………」
