「佐~絵!」 「美優~!ごめんね。邪魔しちゃって」 「何言ってるのよ。気にしないで」 と言うより、むしろ大歓迎! 「実はね、今日は、これを貰ったのだ~!」 そう言って、佐絵はチケットを三枚、バッグから取り出した。 「何?それ」 「ホテルのバイキング券♪」