「勇人…。お前、性格が母さんそっくりだな」 「は?何だよそれ」 妙に恥ずかしいんだけど。 「その思い込みの激しいとことかな…」 そう言うと、親父は立ち上がり、部屋を出て行こうとした。 「親父!まだ、話しの途中だろ!」 すると、振り返って、オレを見た。 「オレが言いたかったのはな勇人。それだけの覚悟で、彼女を守れって事なんだよ」