それから、僕と彼女との秘め事はしばらくつづいて──


「よかったよ……」


チャイムが鳴る少し前に、アカリちゃんは僕の胸の中でかわいらしく果てていった。


「ねえ、またここに来てもいいかな?」


乱れた制服を整えながら、アカリちゃんは僕に甘美な声で言ってきた。


僕は答えた。


もちろんだよ。キミが来てくれるなら、僕はめちゃくちゃ幸せだよ。って──