我が兄こと、月崎亜龍【つきざきありゅう】ではないかっ!




『よっ☆さっきぶり~』




…私の兄、亜龍と私は血が繋がってないんだ。




ちょっと、色々…ね?



また、話す機会が来ると思うから




そのときまで色々妄想(?)しといてねっ!





「ん?めっちゃテンション高めの亜瑠ちゃんじゃん。
向センの授業無いのそんな嬉しい?」





「うん!当たり前~」




あ、亜龍とは双子で同クラなんだぁ~




なんか双子同士が同じクラスって言うのは、




学校の決まり(?)みたいなものでさ~。




「ねぇねぇ、一緒に行っていい?」




『うんっ!』