「キカイ」の子

「とにかく今日は絶対負けないからな!」

「まぁ、いいけど…」






透の意気込みようとは逆に、どうでもいいといった態度を、冬彦はとった。







「このやろ~!」





そう言いながら、首を絞めようとじゃれついてくる透をいなしながら、冬彦は教室に向かおうとした。











「相変わらず仲良いね~あんたたち。」



その時、後ろからまた声が聞こえた。








その声はよく透き通った声だったが、元気な声でもあった。