私は母から聞いた。 「樹里亜、隣にね同い年の男の子が引っ越して来るそうよ。」 一人っ子だった 私は遊び相手が 出来ると思い嬉しかった。 「どんな子なのかな?」 7歳の私は 夢を膨らませていた。 母は 「どうだろうね?」 と微笑みながら言った。